2020-03-26 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
○伊波洋一君 この国交省の様々な基準等の資料においては、この応力解放というのは、サンプリングの際の、サンプリングしたものに対して応力解放が起こるというふうに書かれているんです。原地盤について応力解放があって、それが調査には支障を来すなどということは、一言も、どこにも書いてございません。そういう意味では全く科学的な根拠のない今の大臣の答弁だったと思います。
○伊波洋一君 この国交省の様々な基準等の資料においては、この応力解放というのは、サンプリングの際の、サンプリングしたものに対して応力解放が起こるというふうに書かれているんです。原地盤について応力解放があって、それが調査には支障を来すなどということは、一言も、どこにも書いてございません。そういう意味では全く科学的な根拠のない今の大臣の答弁だったと思います。
○国務大臣(河野太郎君) 今回のコーン貫入試験で取得された三成分、間隙水圧、先端抵抗、周面摩擦については、土の採取による応力解放の影響を受けております。
○国務大臣(河野太郎君) ボーリングや試料採取による掘削などで応力解放が起きるのは一般的なことであり、地盤工学会が出版している書籍にも記載されております。今回のコーン貫入試験から得られた各種測定値は応力解放の影響を受けており、これらから設計に用いる剪断強さを推定することは適切ではありません。
○伊波洋一君 サンプリング試料を採取した後、原地盤が応力解放によって影響を受けるということについて、国交省としては聞いたことがありましたか。
港湾の施設の技術上の基準・同解説のサンプリングの項目には、サンプリング試料の乱れの要因の一つとして応力解放が考えられる旨の記述はございますが、委員御指摘のサンプリング後の原地盤が応力解放によって影響を受ける旨の記述はございません。
このために、土の採取を行った後のコーン貫入試験につきましては、応力解放と言われる影響を受けまして、土の強度を正確に把握できていないという状況でございます。その結果から、設計に用いる土の強度を設定するのは無理だということでございます。
○石橋通宏君 今、応力解放云々言われましたね。それは一体いつ出てきた話ですか。
第二に、ガス抜きボーリングによりガス去勢を図る、あるいは応力解放する等の予防対策を実施する。第三に、ガス突出の前兆を絶えず監視し、前兆が少しでも認められれば直ちに退避等の措置をとる。第四に、救急バルブ、避難所等の防災体制を二重、三重にも強化していく等々の対策をきめ細かにとることによって十分克服していけると考える次第であります。
特にこういう技術開発につきましては現場の適用開発研究が大変である、大事であるということはよくわかっておりまして、操業中の炭鉱現場を活用しながらガス突出対策、応力解放技術総合実証試験、あるいは先ほども御指摘ございましたけれども、AE地震計によりますガス突出、山はねの予知技術の開発、小型携帯用酸素マスクの開発等を実施しておるところでございます。
現在の研究テーマとしましては、ガス突出対策、応力解放の総合実証試験、これはこれに適したような炭鉱で実際に実証試験をする方法でございます。それから予知関係としましては、AE地震計によりますがス突出、あるいは山はねの予知技術及び小型の携帯用のマスク等の開発等につきましても鉱山保安技術調査委託費を中心にしまして年々拡充強化しておるところでございます。
特に一例といたしまして、ガス突出対策についての応力解放技術につきましては、世界的にも注目を浴びているところのものでございます。 以上でございます。
御承知のように、ガス突出対策につきましては応力解放技術総合実証試験といいますものを現実に実施をいたしておりまして、赤平炭鉱でやっておるわけでございますし、また山はね対策に関しましては三井砂川、幌内、こういったところで岩盤振動の連続観測解析を現在進めておるわけでございます。
それで現在、石炭技術研究所、石炭技研を通じまして、過去にもそういう小規模の実証はやってきたのでありますが、問題の深部の応力解放という問題につきまして今年度、いま予算がついておりまして、住友赤平炭鉱においてそういう実証試験をやることになっておりますが、そういった稼働しておる各炭鉱に応じまして、それぞれのテーマを与えて研究していくというのが現実的ではないか、こういうふうに考えておる次第でございます。
また、保安確保対策につきましては、一昨年十月の夕張新炭鉱におきますガス突出災害の教訓等を踏まえ、まず、鉱山保安技術調査委託費につきまして、ガス突出防止のための応力解放に関する総合的な実証研究、ガス抜き効果向上に関する実証研究等の予算を新規に計上し、大幅に増加いたしますとともに、鉱山保安確保事業費補助金につきましても、緊急坑内連絡装置等を新たに補助対象に追加するほか、コアボーリング等に対する補助限度額
次に、ガス突出防止対策としての応力解放技術の開発。緊急時の情報収集、伝達及び退避誘導システムの確立。坑内危険作業の自動化、遠隔操作化技術の開発。最後に、採掘予定地域の自然条件を把握する技術の開発。これらが必要であるというふうに報告書は述べられております。 以上でございます。 —————————————
まだ最終的な結論を出すに至っておりませんが、およそのことを申しますと、この災害の原因は、事故現場の近傍に何らかの応力解放が発生しまして、これに関連して、炭層部に集中的、瞬間的に応力が作用したということによる崩落が生じたという見方のようでございます。
地盤沈下を生ずるおそれのある地盤にパイプラインを敷設するときは、地盤が全体的に沈下する場合には問題はないのでありますが、固い地盤と沈下を生ずる地盤との接続部、すなわち土質工学的に不連続な地盤の部では集中応力を生じますので、沈下測定装置をあらかじめ設けておいて、沈下状況を測定し、必要に応じて応力解放の手段を講ずるか、あるいはあらかじめ沈下地代の余裕をとる方式がとられます。